小田急線沿線の脳神経外科は口コミが決め手!頭痛の症状別に疑われる病気を紹介
突然に起こった頭痛はくも膜下出血の可能性がある
脳神経外科領域の疾患の代表格ともいえるくも膜下出血には、頭痛や意識障害をはじめとするいくつかの前兆があります。なかでも突然の激しい頭痛を経験する人が多く、「バットで殴られたような痛み」「これまでに経験したことのない頭痛」などと表現されることも。
こうした突然の頭痛・意識障害・嘔吐などが起こった場合は、早急に脳神経外科で検査を受ける必要があります。自身や家族の命を守るためにも、早期発見・早期治療に努めましょう。
うなじから後頭部にかけて急に痛みが発生した場合は解離性動脈瘤が疑われる
解離性動脈瘤とは、大動脈の血管壁が裂けてしまった状態を指します。解離性動脈瘤になるとうなじから後頭部にかけて急に痛みが発生したり、胸や背中に激痛が走ったりといった自覚症状が代表的です。
解離性動脈瘤は多くの臓器に障害をもたらし、重大な合併症を引き起こす危険な疾患です。前兆といえるものはほとんどないので、うなじや胸、背中などに急な痛みが生じた場合はすぐに脳神経外科を受診しましょう。なお、放置すると再破裂の可能性が高くなり、命にかかわるリスクが高まるので注意が必要です。
脳腫瘍が原因で強い吐き気を感じるケースがある
脳腫瘍とは頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称で、種類によって症状や治療法が異なります。しかし、すべての脳腫瘍に共通していえるのは強い吐き気が起こったり、起床時に頭痛が生じたりすることです。
なお、脳腫瘍は良性であっても悪性であっても、大きくなると体の麻痺や痺れなどが起こります。強い吐き気や急な嘔吐、起床時の頭痛など自覚症状がある場合は、進行を食い止めるためにもできるだけ早く脳神経外科を受診するように心がけましょう。